第11回 WordPressの投稿と固定ページの使い分けについて解説

第11回のウェブ講座は、
「投稿」と「固定ページ」の使い分けについて解説していきたいと思います。

テーマにLightningを使用する・しないに限らず、
つまりどのテーマを使用しても、
WordPressでページを追加する方法として
「投稿」と「固定ページ」の２つがあるのですが、
WordPress初心者の方にとっては「投稿」と「固定ページ」の違いと使い分けについて戸惑いを持つのではないかと思います。
私自身も、WordPressをはじめて使った時は、戸惑ったものです。
だけれど、「投稿」と「固定ページ」の違いと使い分け、
分かれば簡単なことですのでご安心ください^^

それでは、解説していきたいと思います。

固定ページで作るページと投稿で作るページ

私のデモサイトの一つを例に解説したいと思います。
https://d-elephant.com/demo_4th/

「お知らせ」以外のページは
全て固定ページで作っています。

お店や企業のホームページでしたら
トップページをはじめ、
会社案内や店舗案内、
商品紹介やメニュー、
アクセスやお問い合わせ、
これらのページは固定ページで作ります。

一方、「投稿」で作っていくページというか、
文字通り投稿なのですが、
ブログ的にお知らせやニュース、
新着情報、コラム、日記、
これらを随時発信していくツールとして「投稿」で記事投稿をしていきます。
「○○入荷しましたよ～」とか
「○日、急遽お休みになります」とか、
「お客様からうれしい声を頂きました」とか、
「新メニュー、お試しにつき10食限定で提供しています」とか、
お客様へのお知らせや、
お客様とのコミュニケーションツールとして使ったりします。
ツイッター等と連動するカタチで使われているお店なども多々見受けられます。

固定ページではカチッとしたカタチで情報を掲載する一方、
投稿では少し気軽な感じで(必ずしも気軽にでなくてもいいのですが)、随時情報を発信していくという使い方になるかと思います。

投稿はカテゴリ分けで整理

「投稿」はブログ的に投稿できますが、
雑多なテーマの投稿が混在すると
訪問者の方に分かりづらいかもしれませんので、
カテゴリを作って投稿時にカテゴリを指定して投稿すると、
投稿がカテゴリ別に整理されてますので、
訪問者の方にとっとわかりやすくなると思います。

例えば、
「お知らせ」「雑記」「コラム」などのカテゴリを作って、
投稿内容別に分けると良いと思います。

ダッシュボードの「投稿」と「固定ページ」の位置

WordPressのダッシュボードを開いたときの
「投稿」と「固定ページ」の位置をあらためて解説いたします。

各々、「新規追加」をクリックすると、
新規投稿ページが開きます。

●ダッシュボードの「投稿」と「固定ページ」の位置

【投稿で新規追加して投稿ページへ】
[投稿]
↓
[新規追加]をクリックします。

投稿の新規投稿ページが開きます。

【固定ページで新規追加して投稿ページへ】
[固定ページ]
↓
[新規追加]をクリックします。

固定ページの新規投稿ページが開きます。

投稿の仕方(テキスト入力や画像挿入の仕方)については、
別途、解説の講座を設ける予定です。

投稿の表示のされ方などについて

上記でも例にあげましたが、
https://d-elephant.com/demo_4th/

「お知らせ」をクリックすると、
お知らせ一覧のページに進みます。

こちらの一覧ページに時系列順に投稿記事が表示されます。
このページに表示する最大投稿数は、
ダッシュボードの
[設定]→[表示設定]で変更できます。
(デフォルトは10件です)

一覧ページの中の一つの記事をクリックすると
その記事のページが開きます。

投稿記事一覧はトップページにも表示できます

https://d-elephant.com/demo_4th/

こちらのデモサイトのトップページにて
下へスクロールしていくと
「News & Information」のエリアに
投稿記事一覧が表示されています。

このデモサイトではトップページの下段部分へ配置していますが、
お店などのサイトでは、
トップページ上部へ配置して
アクセス頂いたらまず目にして頂くようにしているサイトも多く見受けられます。

臨時休業などの緊急のお知らせは
何より先に見て頂きたい情報となりますから。

投稿ページの表示位置の変更や、
表示する記事数の変更は、
トップページの編集ページで変更できます。

Lightningの場合は、
固定ページ一覧にある
「HOME-フロントページ」というページが
トップページの編集ページとなります。