チャットGPT

私はチャットGPTの超初心者です。
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をガイドブックにしてチャットGPTの使い方を遊びがてら学んでいるところです。

今回は、「日経トレンディ 2023年7月号」に掲載されていた質問例を真似て、 チャットGPTに新規事業アイディアに対してシックスハット法で意見を出してもらいました。

1. 新規事業「屋上アウトドアサウナ」を東京のターミナル駅周辺のビルの屋上にオープンすると仮定して、シックスハット法を用いて意見を出してもらいました。

2. 黒帽(懸念やリスクに関する意見)が出した意見の、「サウナ施設をビルの屋上に設置するための技術的な制約や建築許可が必要です。関連する法的な問題や制約に対処する必要があります。」について、どのようなことが考えられるか具体的に聞いてみました。

3. メインターゲットとして考えている20代、30代のビジネスマンにとって、入場料金3000円は適正かどうか料金についての意見も聞いてみました。

私は建設関係、ビル業関係、不動産業関係の知識はゼロですので、チャットGPTが意見として出した建築基準法と都市計画法の適合性や、衛生と安全などについて、意見として正しいのかどうかは判断しかねますが、新規事業アイディアをチャットGPTに問いかけて意見を聞くことで、アイディアのブラッシュアップに役立てたり、法的な問題がないかどうかなどを調べるきっかけになるなど、とても有効的な使い方ができるのではないかと思いました。(あくまで素人意見です)

チャットGPTに意見を聞いたり、出てきた意見にさらに問いかけをするなどして出てきた意見には、なるほどと思ったり、そういう視点もあったかと気づかされたり、自分では考えが足りなかった部分もあったと反省したり、多角的に自分のアイディアを見直すことができるきっかけになる意見が数多くありました。

チャットGPTを上手く使えば、優秀なアシスタントを持つことになると書かれていましたが、あらためてそうだなと思いました。

それでは、以下が、今回、チャットGPTに「新規事業アイディアの屋上アウトドアサウナ」についてシックスハット法で意見を出してもらったやりとりの内容です。

シックスハット法で意見出しをお願いしました

【プロンプト】

東京のターミナル駅周辺のビルの屋上で「屋上アウトドアサウナ」をオープンしたいと考えています。
水風呂、休憩スペース、ドリンクバー、軽食を提供する飲食店も併設します。
メインターゲットは20代~30代のサウナ好きおよびアウトドア好きです。
入場料は3000円を予定しています。飲食料金は別です。
シックスハット法を使い、それぞれの立場から意見を出してください。


【Chat GPTの回答】

以下に、シックスハット法を使用して、東京のターミナル駅周辺のビルの屋上で「屋上アウトドアサウナ」をオープンする際の異なる視点からの意見を提供します。

  1. 白帽(情報の客観的な分析)
  • サウナ施設は日本で人気があり、需要があると考えられます。
  • 20代から30代の若い世代は健康やリラックスに関心があり、サウナやアウトドアアクティビティに興味を持つ傾向があります。
  • ターミナル駅周辺はアクセスが便利で、多くの人々が利用する場所です。
  • ビルの屋上にサウナ施設を設置することで、都市の喧騒から離れた静かな環境を提供できます。
  1. 赤帽(感情や直感に基づく意見)
  • 屋上のアウトドアサウナは新鮮で魅力的なアイデアです。都会の喧騒から離れたオアシスとして人々の関心を引くでしょう。
  • 若い世代に向けたコンセプトは、彼らのライフスタイルや関心事に合致しており、サウナ愛好家やアウトドア好きの人々には魅力的な場所となるでしょう。
  • ドリンクバーや軽食の提供は、サウナ体験を一層快適にし、リラックスした時間を提供する上で重要です。
  1. 黒帽(懸念やリスクに関する意見)
  • サウナ施設をビルの屋上に設置するための技術的な制約や建築許可が必要です。関連する法的な問題や制約に対処する必要があります。
  • サウナ施設のメンテナンスや清掃にはコストと時間がかかります。これらの負担を考慮して事業計画を作成する必要があります。
  • 競合他社や既存のサウナ施設との差別化が必要です。他のサウナ施設と比較して何が特別で魅力的なのかを明確にする必要があります。
  1. 黄帽(チャンスやポジティブな要素に関する意見)
  • 東京の都市環境でのアウトドアサウナの提供は、市場でのニッチな需要を満たすことができます。他の施設との差別化ポイントを押さえることが成功の鍵です。
  • ビルの屋上にサウナを設置することで、都会の喧騒を忘れられる静かな場所を提供できます。リラックスやストレス解消を求める人々にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
  • 若い世代へのターゲットは将来の顧客基盤の構築につながります。彼らの需要を理解し、施設やサービスを彼らの好みに合わせて提供することが重要です。
  1. 緑帽(創造性や新しいアイデアに関する意見)
  • サウナ施設に加えて、屋上には緑化や植物を取り入れたリラックスできるスペースを作ることも考慮してください。自然環境に囲まれたリフレッシュできる空間は、より魅力的になるでしょう。
  • サウナ愛好者向けの特別なイベントやワークショップを定期的に開催することで、顧客の参加度を高めることができます。例えば、サウナマスターによるサウナの効果や健康への影響についての講義やデモンストレーションなどです。

以上が、東京のターミナル駅周辺のビルの屋上で「屋上アウトドアサウナ」をオープンする際のシックスハット法を用いた意見です。これらの視点を総合的に考慮し、事業計画の策定や市場調査を進めることをおすすめします。

黒帽(懸念やリスクに関する意見)の「サウナ施設をビルの屋上に設置するための技術的な制約や建築許可が必要です。関連する法的な問題や制約に対処する必要があります。」という意見に対し、具体的にどのようなことが考えられるかを聞いてみました。

黒帽の意見の一つについてさらに聞いてみました

【プロンプト】

黒帽で「サウナ施設をビルの屋上に設置するための技術的な制約や建築許可が必要です。関連する法的な問題や制約に対処する必要があります。」とのことですが、法的な問題や制約とは例えばどのようなことが考えられますか。具体的に教えてもらえますか。


【Chat GPTの回答】

サウナ施設をビルの屋上に設置する際には、以下のような法的な問題や制約が考えられます。

  1. 建築基準法と都市計画法の適合性:
    • サウナ施設を屋上に設置することは、建築基準法や都市計画法の制約を受けます。建築基準法には、建物の高さ制限や耐震基準、防火基準などがあります。都市計画法には、土地利用制限や建物の用途制限などが含まれています。これらの法律に従って設置するためには、建築許可や都市計画の規制に対応する必要があります。
  2. 建物の構造と強度:
    • 屋上にサウナ施設を設置するためには、ビルの構造や強度を考慮する必要があります。サウナ施設の重量や負荷に対してビルの屋上が十分な強度を持っているか、また追加の補強が必要な場合はどのように対処するかを検討する必要があります。
  3. 騒音や熱の排出:
    • サウナ施設の運営には、騒音や熱の排出に関する制約があります。周辺の住民やビルの他のテナントへの影響を最小限に抑えるために、適切な音響設備や熱の排出装置の設置、運用上の制約を設ける必要があります。
  4. 衛生と安全:
    • サウナ施設は衛生と安全面についても厳しい基準を満たす必要があります。例えば、適切な換気システムや衛生設備の設置、施設内の湿度や温度の管理、緊急時の対応策などが含まれます。公衆衛生や消防法に関する規制を遵守する必要があります。
  5. 周辺環境への影響:
    • サウナ施設の運営は周辺環境への影響を考慮する必要があります。例えば、排水処理や廃棄物管理、周囲の景観への配慮などが含まれます。また、近隣のビルや施設への配慮や協力も重要です。

これらは一般的な法的な問題や制約の例です。具体的な場所や施設の条件によっては、他にもさまざまな法的な問題や制約が存在する可能性があります。そのため、サウナ施設を設置する予定のビルの所有者や地方自治体との連絡や協議が重要です。建築や法的な専門家の助言を受けながら、適切な手続きと規制への対応を行うことをおすすめします。

次に、想定している3000円という料金設定について聞いてみました。

料金設定について聞いてみました

【プロンプト】

メインターゲットは20代、30代の平均的ビジネスマンです。彼らの懐具合を考えて、入場料3000円を予定していますが、高いですか、それとも適正ですか、それとももっと高い料金に設定してもいいですか。


【Chat GPTの回答】

ビジネスマンを主なターゲットとする場合、入場料としての3000円は一般的な価格帯の範囲内にあります。ただし、最終的な入場料金を設定する際には、いくつかの要素を考慮することが重要です。

  1. 競合施設の料金: 同様のサウナ施設やスパ施設の料金を調査し、市場の相場を把握することが重要です。競合施設と比較して、あなたの施設の提供する価値や特徴に応じて料金を設定することが求められます。
  2. 提供する価値と体験: 施設やサービスの質、設備の充実度、提供される体験の魅力など、顧客に提供する付加価値を考慮して料金を設定することが重要です。顧客が入場料に見合った価値を感じるようなサービスを提供する必要があります。
  3. 地域の経済状況: 施設が所在する地域の経済状況や収入水準も考慮に入れる必要があります。ビジネスマンの平均的な収入水準や支出パターンを把握し、入場料が彼らにとって手頃な価格であるかどうかを判断する必要があります。
  4. 付加価値の提供: 入場料以外の要素も検討しましょう。例えば、入場料に含まれる特典やサービス、会員制度、パッケージオファーなどの提供方法を考えることで、顧客にとってより魅力的な価値を提供することができます。

最終的な料金設定は、市場調査や競合分析、ターゲット顧客への調査、収益モデルの構築などを通じて行うべきです。これらの要素を総合的に検討した上で、入場料を適切に設定することが重要です。また、初期の段階では市場の反応を見ながら料金を微調整することも考慮してください。

いかがでしょうか。
私が何か新規事業の立ち上げに将来的に係わることがあれば(多分ないですが…^^;)、チャットGPTにアイディアについて意見を出してもらおうと思える体験でした。
また、今回のように架空の新規事業アイディアをチャットGPTに問いかけて、いろいろと意見を出してもらうという遊びもなかなか面白いのではないかとも思いました^^

それでは、最後までお読みいただきまして、
どうもありがとうございました!